あちこち出かけることでエネルギーを発散させる5種体癖、皆でわいわいご飯を食べるのが好きな3種体癖の人にとってこの2年間は地獄だった。宣言が解除されて一旦落ち着いている今も、「今まで好きだったことに興味が持てない、やる気力が湧かない」とうつ状態になっている人もいる。
逆に読書や研究に没頭することでエネルギーを発散させる1種体癖や、一人でいる方が元気でいられる2種や6種体癖の人はそこまで生活に変化がないのでダメージが少なかった。
言うまでもなく学者というのは一人で研究に没頭できるくらいなので1種体癖の人が多く、特に感染症の専門家にはマニアックなオタクタイプ(6種、9種体癖)が多いように見える。
私自身もどちらかと言えば出かけなくても人と会わなくても大丈夫なタイプだし、給食の時間も嫌いだったし、修学旅行も中学以降行っていない。それでもそれらが好きな陽キャに対して「ざまぁみろ」なんて思わないし、外に出る自由があるから家に居ることが苦ではなかったけれど、「自粛しろ」と言われ、選ぶ自由がなくなると一気に辛くなると感じた。
もともと家にずっと居ても平気なタイプの人が、「何もかもリモートで済むようになってほんとに楽チン♪」と思っていても言うてはいけないのだ。
もともと人と会わなくても、人とご飯を食べなくても平気なタイプの人が「居酒屋なんか別になくてもいい」なんて言うてはいけないのだ。
学生でにぎわう日吉商店街にも活気が戻ってきた。
盛大に陽キャの人流を作って欲しい。